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2008年12月 3日 (水)

タイフーンはAAM-4の夢を見るのかであります。

米国次期大統領がオバマ氏となり、次期国務長官が
ヒラリー女史となりました。これでF-X候補としての
ラプタンの芽はかなり微妙なことになりました。
米国はF-35を押してくるでしょうが、英国ですらブーブー
文句言っているF-35に対してそれほど芽があるとも
思えません。何せ、商社すら決まっていないのです。
(順当に行けば丸の内商社ですが)

さてそうなると俄然注目されるのが欧州のタイフーンです。
個人的には好きな機体ですが、ラプタンでなければ嫌だ
と言っていた空のPの人も妥協せざるを得なくなるかも
しれません。ステルス性に欠けるのが難点ですが、それを
補う様々な自己防御手段の多彩さは魅力的です。
ライセンス生産や技術開示もOKですし、ここは安くなった
ポンドで一気に大人買いなんて如何でしょう(w

タイフーンで一つ気になるのが、国産AAMが積めるのか
という点です。
AAM-5は比較的簡単でしょう。タイフーンはASRAAM
(AIM-132)やIRIS-TをSRMとして搭載しますが、インター
フェイスはAAM-5と同様にMIL-STD-1553Bでしょうから、
あとはFCSとHMD用にOFPをちょっと弄って、ランチャ
のレールを代えてやれば大丈夫と思います。
(LOAL要らんならデータバスのインターフェイスも
要らないけど)

問題はAAM-4の方です。タイフーンはAMRAAM(AIM-120)
をF-4とAIM-7のように半埋め込み式に搭載しますが、
AMRAAMとAAM-4では胴体直径がAAM-4の方が大きい
のです。(AAM-4はAIM-7と同じ、長さはAIM-120と同じ
ですが)逆だったら、F-15がAMRAAMをF-15のLAU-106
ランチャに積む際のようにPADを介してしまえば良いの
ですが、そうはいきません。
タイフーンの機体に改修を加えるか、AAM-4の直径を
AMRAAMに合わせるか、翼下のランチャに搭載するかの
選択しかありません。

一番簡単なのは、翼下ランチャにF-2用のCRLランチャを
搭載することですが、搭載数やスーパークルーズ性を
考えると苦しいところでありますね。ミサイルを合わせる
となるとはほぼ新規開発に近くなってしまいますし、
機体の改修も容易ではないでしょう。
となると、AMRAAMを積みたいところですが、空は内局に
対して「AMRAAM要らんから、AAM-4を装備化してくれ」
と一筆入れてますので、これも難しいかもしれません。

そこでここは一発、AMRAAMと同様にタイフーンに
半埋め込みで搭載可能なMETEORなんか如何です。

タイフーンを買えば喜んでセット売りして頂けるでしょう。
かつて当時の最新鋭ミサイルであったAIM-7FとAIM-9Lを
日本へ売ってくれたのはF-15とのパッケージであった訳
ですから。でもMETEORだとエアブリーチング型AAM-4と
の兼ね合いが。。ああ頭痛い(T_T)

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