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2009年1月10日 (土)

ここだけの話(2)であります。

某所で聞き及んだ話。

ちょっと今までの認識と違っていたので驚いた。
裏を取ってないので、何とも言えない。

F-15近代化改修の対象
形態1型の対象はMSIP機である。
形態2型の対象は在来機である。
ただ、全ての在来機が対象になる訳ではない。(40~50機程度?)
改修対象外の在来機にも将来的には何らかの
施策が必要となるかも。

形態2型の試験はFY20で終了し、内容の再検討が行われる。
搭載機器は部品レベルでディスコン品があるため、再設計が
必要ものが既にある。
予算要求はFY22、FY23から改修開始、だが予算の見通しは
必ずしも楽観できない、なぜなら近代化改修形態2型の費用は、
1型を大幅に上回るため。特に在来機のため、配線レベルから
やり直す必要がある。

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2009年1月 5日 (月)

謎のASM模擬標的であります。

新年、明けましておめでとうございます。
今年は実家にも帰れず、見事に寝正月でございます。
昨年は個人的に色々なことがありました。
また、マル防関連の業務に就いたのが一番大きいですかね、
早速、かつてお世話になった場所を訪ねる機会も度々です。
先日も、約10年ぶりに舞鶴の地を訪れました。

舞鶴基地には視界に入っただけで、あたご級 x 1隻、
たかなみ級x 1隻、はつゆき級x2隻、はやぶさ級 x 2隻
対岸のユニバーサル造船には、ましゅう級補給艦がおりました。
こうして見ると、我が海軍も立派なものですね。
CIWSのMk15 block1bが頼もしく見えました。

さて、話は変わって装備施設本部の19年度実績を見ていたら
面白そうなものを発見しました。
ASM模擬標的です。契約相手方は三菱電機、契約金額は
4EAで451,080,000円となってます。
これは一体何でしょう?
最初、見たときはASM-2ベースの巡航ミサイル模擬標的かと
思ったのですが、違うようです。

なお、契約理由は以下となってます。

本件は、F-15航空機から発射し、設定された飛
しょうパターンに従い、飛しょう制御できる機能を有
する基地防空用地対空誘導弾の空対地誘導弾対
処能力の評価に関する試験評価用標的を製造する
ものである。業態調査の実施時点において、当該製
造に必要な技術及び設備を有する社のうち、三菱電
機㈱以外の社は契約履行期間では製造できないお
それがある等の理由で辞退している。なお、該社は
契約の履行に当たって必要な火薬類取締法に基づ
く販売の許可については既に保有しており、武器等
製造法に基づく製造の許可については申請に先立
ち所管官庁と調整しているところであり、また、同法
に基づく製造許可の取消等の処分を受けていない
ことから、本件の契約締結までには製造の許可を取
得できる見込みである。また、「平成19年度「誘導
武器等」の契約希望者募集要領(装備施設本部公
示第85号。19.12.14)」により公募を行ったとこ
ろ、応募者は該社1社のみであり、該社から提出さ
れた資料に基づき審査した結果、募集要領を満足し
ているものであった。上記の結果、本件の履行能力
を有し、かつ、契約締結の意思を表した該社と随意
契約をする。 火薬類取締法販売営業許可:18環
改保火第95号(18.7.12)(根拠法令:会計法第
29条の3第4項、予決令第102条の4第3

これのヒントはF-15から発射されるということ、契約相手先が
三菱電機ということです。
F-15J/DJに搭載できるミサイルはMRMがAIM-7F/Mと
AAM-4、SRMがAIM-9、AAM-3、AAM-5となってます。
その内、三菱電機がプライムとなっているのはAIM-7F/Mと
AAM-4です。これ以外のミサイルを積むのは母機適が必要
となることから、考え難いです。
ライセンス物のAIM-7を弄るのは難しいですから、これは
AAM-4ベースの標的ではないか。
AAM-4がASMを模擬して
基地防空用SAMの標的となると、トマホーク型の超低高度
巡航型ではなく、高高度高速飛翔型の対地ミサイルを模擬
する標的ではないかと判断する訳です。


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