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2009年6月28日 (日)

XRIM-4であります。

某S師匠によりますと、XRIM-4をSAMへと流用する計画が
動き出しそうとのこと。
XRIM-4とは、ご承知のようにAAM-4の艦載版です。概観を
伝える写真等は無いのですが、以前(今日でも)は技本のGMの
ショーケースの中に模型が飾ってありまして、見た目はESSM
(RIM-162)に似ていたことを思い出します。
XRIM-4は技本のGM5室が所掌しておりまして、自分もこの
関連でGM5室に通っていた時期があります。当時はまだ
三宿の時代でしたが、GM5室だけは他のGM1~4室とは
別にプレハブ建屋の中にありました。

その後、海は個艦防空用ミサイルとしてESSMを選定し、
三菱電機によるライセンス国産を実施します。
ESSMはUTDCによる中間アップデート付慣性誘導
で終末誘導はセミアクティブ誘導となりますので、ひゅうが級が
搭載しているFCS-3改へXバンドイルミネータを搭載することに
なったのはご承知のとおりです。
もしXRIM-4が採用されていれば、終末誘導はアクティブレーダ
誘導なので、イルミネータが必要なく、そのため同時対処数も
大きく向上したことでしょう。

海がESSMを採用したことで、XRIM-4はレーゾンデートルを
失い、このままフェードアウトすると思われていました。
ところが、ここにきてこれを陸のSAMとして復活させようという
動きがあるというのです。
陸の中距離ミサイルは三菱電機がMIM-23HAWK、中SAMと
担ってきましたから、無理筋な話ではありません。
丁度、AMRAAM(AIM-120)ベースの
以下のSLAMRAAM(Surface Launched AMRAAM)ような
話ですね。

800pxslamraam

英語版WIKIページより




背景としては、SAM-4は物は良いけどやっぱり高いみたい
な部分があるのでしょうね。SAM-4のレーダーセットと
RIM-4(順当に行けばSAM-5か?)の組み合わせであれば
かなり安くいけるかもしれません。ランチャの車両も
高機動車でいけるでしょうし。もし小型のレーダーセットと
組み合わせば島嶼やレーダーサイトへの急展開も容易です。
問題はミサイルの小型化による最大有効射程の減少と、
弾頭重量の減少によるPK率低下でしょうけど、AAM-4の誘導
精度、及び現在でもAAM-4用エアブリーチングエンジンの
開発が行われていることを考えるとそれほど心配する
ことではないかもしれません。

勿論、SAM-4の特徴である見通し線外への自立目標捜索
能力とかは期待できないかもしれませんが、SAM-4との
High-Loミックスで考えればとても魅力的に写ります。

さて、この話今後どうなるかは予断を許さないところですが
微力ながらXRIM-4をお手伝いしたものとしては、実現する
ことを願ってやみません。

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2009年6月 6日 (土)

ちょっと(かなり)ディープなお話であります。

以下の話は特定の時期や国、機関のお話では
ございません。千一夜目のいや、千二夜目のお話として
お聞き下さい。

【極東某国へ亡命した某国戦闘機】
機体を調査したところ、一部で1553データバスが使われていた。
即ち、COCOM規制下で誰かが東側へ売ったことになる。

【某中つ国】
規制下でも、かの国へは密かに1553を売っていた。
何故か?将来、規制が解禁された際に1553が
既にかの国でデフェクトスタンダードになっていれば、
1553の商売が大幅に膨らむからだ。

【中東某国】
例えば、部隊運用に関わるような重要な部品でかつ
デポにストックもない輸入部品が足らなくなったとする。
元々古い部品だし、製造メーカーは今まで何度も
合併、買収を繰り返し、何処に話を持っていけば
良いかも分からない。
では、もうその部品は地球上に無いのか?
いや、四方を敵に囲まれた中東某国の軍の倉庫
には大量にストック部品として保管されているので
ありました。
暫くして、その倉庫からその部品は1個消えてしまう。
破損して廃棄したのかもしれないし、部隊へ交換部品
として払い出したのかもしれない。
少なくても帳簿上は。。。。。。
現物は海を渡って某国へ向かう。勿論、それに関わった
軍関係者にはそれなりのお礼が渡されている。
そして、某国のしーおーしー(意味は調べてね)が
添付され、サープラス・ニュー品として某国へ渡る。
勿論、その部品の価格が元の値段の何倍にも
なっていることは言うまでもない。

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