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2009年7月 2日 (木)

ダクテッドロケット飛しょう体であります。

防衛技術ジャーナル7月号を手にとって見ると気になる
ものが写っておりました。

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表紙をスキャンして取り込んだものですが
防衛技術協会さん御免なさいhappy02
表紙なら良いですよね。。。

これぞ、長年追い求めていたダクテッドロケット飛しょう体
即ち、エアブリーチング型AAM-4です。
贔屓目に見ても、AMRAAMベースのFMRAAMや欧州の
METEORよりもスマートじゃございませんか。

ミサイルの動力が固体モーターからダクテッドロケットの
ようなエアブリーチングエンジンに変わることで何が良い
のかというと、通常ミサイルの固体ロケットモーターは、
燃焼時間がそれほど長くありません。
短SAMで約5.5秒、長射程を誇るPatriotでさえも約10秒
程度しかありません。モーターが燃えている時は、
航空機に比べて推力重量比が遥かに大きいので、
イケイケドンドンで加速し、たとえ相手が高機動を行っても
追尾することが可能です。
しかし、モーターの燃焼が終わっていると後は飛翔している
残りの運動エネルギーを消費していくしかありません。従って、
長距離目標が高い機動を行うと、追尾できない可能性が
でてきます。
エアブリーチングエンジンを搭載したミサイルであれば、
ミサイルが推力を長時間発揮できるため、機動する
長距離目標も追尾できるエリアがぐっと広がります。
所謂、交戦エンベローブの拡大が期待できます。

しかし、ここまでかたちになっているとは驚きました。
もう実射試験までいけそうな感じです。
さてはてこのミサイル、AAM-4改2型となるのか、
それともAAM-6となるのか、楽しみではありますね。

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