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2009年11月24日 (火)

C4Iであります。

娘のスイミングの付き添いでまったりする
23インチのディスプレイが安く出ていたので思わずポチる。
遅ればせながらこれで我が家もマルチディスプレイ環境へ
移行した。

最近、C4I(指揮統制)関連の問い合わせが多い。確かに
一番予算が付き易い部分ではあるのだが。。
自分はこの分野は非常に疎いので、自宅の本棚にあった
井上孝司さんの「戦うコンピュータ」や各種資料を読み返してみる。
どーも、誤解していたのだが例えば、DICS(師団通信システム)
は指揮統制システムではなくて、通信のシステムだ。
これは某N社の担当者からも指摘された。
LINK11やLINK16が指揮統制システムかと言われると
やや?。これも通信システムの要素が大きいのではないか。

よく90式戦車はデジタルデータリンクを持っていないから旧式
だという話があるが、話はそう簡単ではない。
M1やチャレンジャーに搭載されているシステムでは、確かに
敵味方の位置や動きなどがムービングマップディスプレイ上に
表示されるが、自分は何をすべきかという判断はしてくれない。
むしろ、湯水のような情報の流入で混乱する可能性すらある。
これを扱うには、2つの頭と4本の腕が必要と言われるのも
無理からぬところではある。
また、陸は空や海と違って見通しが利かず、また誤情報も多く、
相当近い距離まで相手を発見できない場合も多い。
戦車は見通しが利く目標しか相手にできず、移動速度も遅いため
実は広範囲の戦場情報を与えられても対応が難しい。
だったら、下手なデータリンクは止めて、自車位置のみ味方に
知らせるのみでも十分ではないのか。
陸のこの手の指揮統制システムが長距離火力(砲、ロケット弾等)
高射特科から普及し始めたのはそれなりの理由がある。

こういう風に考えると、LINK16とCECがなぜ別のシステムなのか、
JADGEとFDL(LINK16)がなぜ別のシステムとなるのかが見えてくる。

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