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2010年1月26日 (火)

祝 XC-2初飛行であります。

先程、無事飛んだようです。

取り敢えず第一報。

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2010年1月18日 (月)

P-1恐るべしであります。

大変遅くなりましたが、今年も宜しくお願いしますhappy01

こんな仕事をしていると、これは一体何のプログラムに使う
のだろうということがよくあります。
本日が正にそれでした、EW関連に使うということは分るの
ですが、一体何のプログラムなのか。。。
納入先と受領担当官から類推し、「ああ、あれですね。」
と尋ねると、「よくご存知で。」というお答え。
こんな時は気分が良いです。
下は意味が分かる人向け。。。。技術・実用試験は
20年度で完了予定だそうな。

C
イラスト提供=M/Y/D/S動物のイラスト集。転載不可。    



ところで、P-1のことを調べていたら、P-1に搭載されている
東芝製4面アクティブフェイズドアレイレーダーのHPS-106は
対空モードを持つとのこと。
この能力は、この機体の戦略的な意義を垣間見せます。

哨戒機というものは、自国のエアカバーのギリギリ又は
期待できない空域に出て行かなければなりません。
逆に言うと、この機体がやられたらあそこに敵がいるなと
いうような役目を背負わされています。
そのため、経空脅威を受け易い機種であるため、
XP-1の初期のM社案には、AAM-4はおろか、M61A1や
はてはJ/LAU-3を搭載した過激な案があったのですが、
実際に海外のP-3Cやニムロッドには試験的にAIM-9を
搭載した例があります。
そのため、損耗が予測される機種であり、日本が他国に
比べて多くの哨戒機を保有し、飛行艇を始めとする
長距離SAR能力を保有するのはそれへの対応で
ありましょう。

P-1が搭載レーダーにより、360度に渡る対空監視能力が
あるのであれば、敵を発見したら、その高速性をもって
スタコラサッサと逃げてくれば良いわけで、P-3Cに比べて
生残性が大幅に高まることになります。
P-1の生残性を高める方策として以下のものがあります。

  1. 高速・高高度飛行能力
  2. 全方位常時対空監視可能なレーダー HPS-106
  3. 4発による冗長性
  4. 自機防御装置 HLQ-4

4に関してはわざわざ自機防御装置と銘打っているところから
単なるミサイル警戒装置とCMDの組み合わせではなく、
レーダー、ESM,MWS等のセンサー情報を統合し、脅威判定と
最適防御手段又は回避手段の提示等を自動的に行う類の
ものでしょう。あるいはF-15に搭載されているJ/ALQ-8の
ようなICS(搭載型ECM)を備えているかもしれません。
何せHLQ-4のプライムはMELCOさんですからね。

そうなると、これだけの生残性を持ち、高速・大航続距離で
かつ搭載能力大の航空機を70機も備えるとこれは
恐ろしい話となります。
もし、P-1へASM-2D/L(データリンク)を搭載したら、AGM-65F
マーベリック(既に発注済)を搭載したら、JDAMをお腹一杯
満載したら、開発予定の泊地攻撃可能なSSMを転用した
ASMを搭載したら、、、、敵戦闘機による脅威が少ない
場所では大変な能力を発揮するでしょう。
実際にアフガン等ではP-3Cはその搭載量の大きさゆえ
重宝されているそうです。

まさに現代の96陸攻再来のインパクトがありますです。


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