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2010年8月30日 (月)

The Strike Fighter Evolutionであります。

まぁ、既出かもしれませんが、参考資料。

The Strike Fighter Evolution

今回のF-X選定では、単純にFIの選定ということではないと
いうことですね。例え、どちらが選ばれようとも。。

空自の任務変化、空自の空(海)軍化というべきか。
空軍の本質は"遠距離への迅速な戦力の投射"ですから。

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2010年8月24日 (火)

【真夏の怪談】次期戦闘機にF/A-18Eが有力のナゾ(その2)

FX選定 F35に一本化へ 23年度概算要求 7億円計上

ちょっとこの記事、個人的に半信半疑なんですよね。

F-35のライセンス国産は日本では無理です。ステルス機の
構造は従来の機体とは全く違いますので、製造ラインも従来とは
全く異なったものになります。以前のように従来のラインや治具を
ちょこっと換えただけで賄えるものではありません。
すなわち、設備投資等の初度経費は莫大なものとなりますし
(ハードだけでなく、工員のトレーニング等費用等も含めて)
また、立ち上がるまでの時間もかなり時間が掛かります。
いまの状況下では生産開始が10年位掛かっても不思議
ではありません。

日本では代々、主力戦闘機のライセンス生産が行れました。
少ない装備数で脅威対象国と対峙するには高稼働率を維持
のが必定で、高稼働率を維持するためには国内で
製造することが最良だったためです。
F-35の導入は、その方策を大転換することを意味します。
また、F-35が性能的にFI足りえるのかというと、やや疑問符
が付きます。それは当初、市ヶ谷がF-35に対して全く興味を示して
いなかったことでも明らかです。(興味があるのはF-22だけでした)

もし、F-35を導入するなら、完全輸入で少数機ということになる
でしょう。そして、Mには何らかの別の手当て、それはFIとは別の
何か、それはMT-X(まだ萌芽すら出てこないところをみると、
外国機のライセンス生産、又はF-2ベース)、又は今まで日本が
装備してこなかった全く別の何か(それは巷間、伝えられている
ところの新戦術機なのか)、又はF-35をHIとしてLOに当たる
別の機体(その場合、F-15在来機の後継をも兼ねる)を
あてがう必要が出てきます。

F-35以外の機種(F/A-18. EuroFighter, F-15FX)について言うと、
F-15FXがF-X対象機種から外れたことが伝えられていますが、
これは順当なところです。
F-15FXのような日本専用機を持ってこられても困るからです。
ライセンス国産したとしても、サポートは特別な体制が必要
となります。特にアップデートは日本側で行わなければ
なりません。USAF(N)と同じものでしたら、ワンオブゼムで
すが、日本オンリーでは日本側の負担が大きすぎます。

タイフーンですが、これははっきり言って芽はありません。
空自の欧州製品嫌いは今に始まったことではなく、実際に
中東戦争等で欧州便が滞った際に稼働率が低下した、
更に技術的サポートが余り受けられなかった等の実績が
あります。
(某敵国艦船研究家様がオーフュースに始まりアドーアに
止めを指すと仰っておりますね。)
その他色々ありますが、タイフーンを選ぶという選択は余り
ないでしょう。(その他、機体規模が小さく、発展性が限られる
とか、実はF/A-18並みに煩いとか)元々、空幕は興味持って
いないようですし、あくまでも当て馬の域を出ません。

さて、問題のF/A-18E/Fですが、これはF-35の裏返しです。
性能的には満足できないが、高取得性と高稼働率を求める
ならば、非常に良い選択となり得ます。
F-22亡き後(実は完全に終わったとは言えません)、F-35と共に
俄然注目されるに至ったのは、性能面でなく、いかに低コストで
効率的なFI運用を行うに関していうと最もアフォータブルな選択
になるからでしょう。
前の商売で、某商社さんでF/A-18E/Fの売り込みをされていた
航空機部長殿(今や関連会社の社長様でありますが)と懇意に
させて頂きましたが、その当時から取得性と発展性の高さを
力説しておりました。
それと、F/A-18E/Fには今やデポにタンマリと在庫が残っている
AIM-7F/Mの運用能力があるのは、技能賞ではないでしょうか。

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2010年8月 6日 (金)

【真夏の怪談】次期戦闘機にF/A-18Eが有力のナゾ

何年かぶりに市ヶ谷の防衛省へ行ってきました。
今はD棟に行くにも一々受付で訪問先に確認するのですなぁ。
驚きますた(○゚ε゚○)

かつての自分の聖地、D棟10Fの喫茶店「詩接蝶」は既に別の店に
代わっておりました(;ω;)
P1000056
TRDIの方は、ここにはお世話になっているのでは。。。

同じく10FのGMの座席表を見てみたら、GM2室に
GCS-1の試験でご一緒に仕事させて頂いた方のお名前を
見つけました。3尉の頃から知っているんだなぁこの人。
XAAM-5でも活躍していたようですが。。

さて、本題です。
中の方から、F-X選定に関して実はF/A-18Eが結構良い線
行っているとの話が伝わってきます。
自分はF/A-18EがF-Xに選ばれる可能性は殆ど無いと考え
ていました。最大の理由は足の短さです。
(globalsecurity.orgより)

2時間15分のCAPの際の進出距離
Combat endurance:  maritime air superiority, six AAMs,
three 1,818 liter external tanks, 150 nm from aircraft carrier. 

以下のコンフィグレーションの戦闘行動半径 390nm
(Hi-Lo-Lo-Hi)
Interdiction  with four 1,000 lb bombs, two Sidewinders,
and two 1,818 liter (480 U.S. gallon: 400 Imp gallon) external tanks,
navigation FLIR and targeting FLIR: Forward Looking Infra-Red
                  

以上の距離は実は単発機のF-16より短いのです。
特にCAPの進出距離の短さはFIとして問題です。

その他、音が煩いとか、加速が弱いとか、海軍機だから、、

だが、しかしF/A-18EがF-35と並ぶ有力候補だというのです。

謎解きは、次回に行います。(お盆明けでも良いですか?(^-^;)

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